【特集】 驚愕的中国旅行術  
2007.09.10
 
 
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Aランクレストランのテーブルセットは清潔で神経が行き届いている。
 

老朋友の行きつけのイスラム料理店のテーブル(冷菜の浅漬け)
 

 北京政府は安全衛生管理の面から、合格したレストランをAとBに格付けしていたが、オリンピックでの事故防止のために、格付けをAからDまでの4段階に改める。Dランク(大部分は街角の小さな食堂)の店は、オリンピック施設の周辺から撤去すると発表した。
 安全な食事を考えると、この格付けが一つの目安になる。AまたはBのプレートの表示のあるレストランになる。4星以上のホテル内レストランか、老舗レストランなどだ。Cランクが一様に駄目かともいえない。ランク付けには店舗の面積や設備も関係しているからだ。
 老朋友と食事に行って、私が街角で見つけた小さな店に入りたいというと、私を外で待たせて、店員の服装、お客の食事の様子、便所の検分をしてからOKをするほど用心深い。
 東華門の夜の屋台街や王府井の小吃街に出かけても見るだけといって、味見もさせてくれない。とにかく用心深く、日常の外食はいつも行きつけの店に行く。新しい店に行くために、日頃からレストラン情報を口コミで集めている。

 
 

 中国の食品安全マークの一つに緑色食品がある。農業部系の中国緑色食品発展センターが無農薬食品を認定したものだ。無農薬がAA・低農薬がAの2種類で、遺伝子組み換え技術は使用しない。AAは緑の地色に白抜きのマーク。Aは白地に緑のマークである。
 野菜類は外資系の大型スーパーや食品市場などでなければ手に入らない。AやBランクのレストランでどの程度使われているのだろうか。先日、2007緑色食品博覧会が新疆ウイグル自治区で開催され、200社が出展、1,000品種が出品されて成功したと報道された。
  しかしこのマークにも偽物報道があるので油断ができない。

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崇文門食品市場の緑色食品・有機食品の野菜コーナー

Aマークのザーサイ漬物とAAマークの圧縮きくらげ。
 
 
 
北京旅行 ひとくちメモ

■ 中国パックツァーのカタログの読み方
 JAL、ANA,JTBなど大手旅行社のツアーは4月−9月版と10月−3月版と発行される。航空便の時刻変更もほぼこの時期に重なっている。既刊のガイドブックより情報が新しく、内容も充実し実用的だ。少なくとも3種類以上を並べて読み比べて欲しい。
 個人旅行のテキストとしても充分に役立つ

1.希望のコースの日程表をチエックして、食事の回数と内容。オプショナルツァーの内容と価格。一部コースや観光土産店のパスが可能かなどだ。グルメのオプションが高価なのに驚く。

2.ホテルの場所とグレード一覧表、施設・設備一覧表など。(散歩や買物の利便性も)

3.航空会社と発着時間。特定日・時間帯による追加料金。(北京空港は早朝に航空便が集中するため日常的に大混雑している。特に中国国際航空利用の場合は空港に2時間半−3時間前に到着する必要があるといわれている)

4.希望日程とコースに必要な費用を合算して判断する。

 
 
成田 勝 (なりた・まさる)
1936年東京生まれ。
大手IT企業の宣伝部を経て、日中文化交流のため北京に5年間駐在。
帰国後も文化交流を継続し、2006年中国から「中日囲碁友好功労賞」を受賞。
 


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