【特集】 驚愕的中国旅行術  
2007.09.10
成田 勝
 
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鳥の巣と呼ばれるユニークな国家体育場

国家大劇院の銀ドームと人民大会堂(天安門楼上から)
 

 2008年8月8日に開幕する北京オリンピックの影響で、北京のホテル代がじりじりと上がっている。パックツアーで人気の崇文地区にあるホテルが最近70%値上げし、北京だけではなく上海の人民広場にあるホテルも60 %値上げしたと聞いた。
 北京の旅行社の友人によれば、明年6月頃に政府指導で観光ホテルが6倍から10倍の料金アップが噂されているらしい。その前に料金アップの上積みをしておこうとしているのだろうか。
 北京の大気汚染、交通渋滞、食の安全など、メディア報道の過熱ぶりには旅行に行く意欲が萎えてしまうようだ。
  本当のところはどうなのだろうか。とにかく中国旅行には心得ておくべきことが多い。

 
 
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天安門広場の秋空(前門方面を望む)

 北京秋天がベスト。
 梅原龍三郎の北京秋天の名画を持ち出すまでもなく、天高く抜けるような青空が続く9月中旬から10月末までが最高のシーズンだ。しかし、この時期にも難点はある。台風の影響だ。自衛のために日程の前後に予備日を入れておきたい。更に旅行保険に旅行変更オプションをつけておくと、予定外の宿泊、交通費の対応ができる。

 
 
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故宮に隣接する中山公園の見事な桃の花

 桃も桜も一斉に咲き始めるよい季節だが、連休中の旅行は苦行に行くようなもの。5月のメーデーと10月の国慶節には、中国全土から観光地に団体旅行が押し寄せる。万里の長城の広大な城壁や故宮をおそろいの帽子をかぶり、ガイドが旗をひらめかせた無数の団体が埋め尽くす。

 
 
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黄砂に煙る故宮

 北京近郊まで砂漠化が迫っている。3月中旬から5月初旬が黄砂の季節だ。黄砂が吹き始めると、太陽に黄砂が赤く写り、辺りは薄暗くなる。強烈な黄砂が吹く日は気分も落ち込む。強風に乗った黄砂に打たれたら外出する勇気を失ってしまう。強烈な黄砂の日は航空機も飛べない。

 
 
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