2007.08.20
人間一代なんて、あっというまや介護保険の更新手続き半年ごとに能登半島で地震、中津川も揺れる
大島 一洋
5月1日(火)雨
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庭の山吹

 昨日の好天気が一変して朝から雨。午前中、母を市民病院へ連れていく。連休のせいで空いていて、待たずに診てもらえた。腕の傷はほとんど治っている。
 雨、降り続く。昨日、屋根を修理しておいてよかった。
 午後、三洋堂へDVDを返却し、新たに6本借りる。
 夜、DVD「ミリオンダラー・ベイビー」「キング・コング」を見る。「ラジオ深夜便」でポール・アンカ特集。就寝は午前2時になってしまった。

 

5月2日(水)雨のち晴

 午前中、うたた寝。
 午後、父が「明日、畑に葱を植えるから、おまえの長靴買ってこい」というので、近くの吉村靴店に行って購入。
 帰途、坂道の中ほどで高校生が3人タバコを吸っているのに遭遇。「こらあ、通り道でタバコ吸うなあ」と怒鳴ると、一瞬睨み合い。来るかな、と身構えて視線をはずさず睨み続けると、リーダーらしいのがへらへらと笑って去って行った。「最近の若い子は逆ギレするから怖いに。夜中に家に火でも点けられたらお終いやよ」とあとでヘルパーさんに注意される。反省。
 夜、DVD「スパイダーマン2」を見たあと雑誌読み。書かなければならない原稿がたくさんあるのに、とりあえず締め切りがまだ先だから、DVDを見てしまう。
 ビ・セ・デで眠れず、ハルシオン追加で午前2時就寝。

 
5月3日(木)晴 憲法記念日
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池のあやめ

 午後、父と畑仕事。まず、葱の植え替え。抜いてあったものを、4つの畝を作って等間隔に並べる。父は鍬を使う体力がないので、自分が畝を作る。次に、里芋の種芋を2畝に植える。これは芽出しのためで、芽が出たら別に畝を作って植え替える予定。予想以上に仕事がはかどって父は満足したが、暑いのでペットボトルの水を飲ませる。また脱水症状を起こされては困る。 夕食の準備中に台所へやって来た母の足腰が、どうもおかしい。「たおれそうや」というのは口癖だが、どうもウソではない気配。

 
5月4日(金)晴 みどりの日

 朝、母が起きてこない。声をかけても起きる気配なし。父に聞くと、昨日廊下で2回転んだらしい。「起きるまで寝かせておけ」というので、父と二人で朝食。
 11時頃、台所に行くと、母の朝食が終わったところだった。父が支えて台所まで連れてきたらしいが、完全に脚が動かなくなっている。痛みはないという。トイレへ支えて連れて行ったが、出て来た所でしゃがんでしまい「もうあかん、お迎えがくるー」と言った。
 夕食のときも母を支えて台所に座らせたが、箸を3回落とした。食欲はあって、全部食べたが、明らかに異常事態だ。
 夕食後、ケアマネの垣内さんの携帯へ電話。明日午前10時に母の様子を見に来るとのこと。父に伝えると「なんでケアマネージャーなんかに連絡したんや」と怒り始めた。「それがケアマネージャーの仕事や」と怒鳴り返す。「そんなもん、ちゃらちゃら電話せんでもええ」「病院へ連れて行かなあかんかもしれんぞ」「連休明けでええ。寝とりゃ治る」もう怒鳴り合いになった。去年、父が退院したときに渡した約束事の紙をテレビの上から取り上げ「息子さんとケアマネージャーの言うことをよく聞くこと」という条文を指差して「この約束はなんや」と言うと「それは俺のことで母ちゃんのことやない」と屁理屈を言う。「母ちゃんは介護3で、父ちゃんは1や」「茶の間掃除しとらんで来てもらっても汚いであかんわ」「掃除なんかの問題じゃない」怒鳴り合いの末、なんとか承知させた。こんなに腹が立ったことは帰省して初めてだ。できるだけ他人の世話になりたくないという父の根性にはすごいものがあるが、このまま連休明けまで母をほっとくわけにいかない。
 DVD「ターミナル」を見る。

 

5月5日(土)晴 子供の日
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市民病院

 午前10時、ケアマネ垣内さん来る。茶の間に寝ている母の体を調べる。彼女は元市民病院の看護婦だ。右手と右足がおかしいから、左の脳に異変があるかもしれないというので、ただちに市民病院へ連れていくことにする。連休中でも救急外来は受け付けている。タクシーを呼び、母を背負って坂道を下りた。垣内さんは彼女の車で来る。
 市民病院は休日なのにすごく混んでいた。レントゲン検査の結果、脳梗塞と判明。中山という医者に見せられたレントゲン写真には、1センチくらいの白い四角が見えた。左脳に梗塞があるため、右手右足が利かない。言語障害はなし。即入院が決まる。
 父に電話して、母の入院準備をしておくよう伝える。母の病室は南棟の3階。父が入院したのと同じフロアで二人部屋。点滴の設置ができたところで一旦帰宅。ケアマネの垣内さんと病院前で別れる。ケアマネがいかに重要かわかった。
 父が準備した入院用の紙袋を3つ持って再び市民病院へ。病室は大変なことになっていた。母が点滴の針を抜いてしまい、シーツが血だらけになっている。両手にグローブのような手袋をはめられ、ベッドの柵に紐でくくられていた。点滴の針をぬかないようにするための拘束である。看護師から「拘束許可」の書類にサインさせられる。
「アピタ」で買い物をし、ヘルパーが来る4時になんとか間に合った。
 夕食中、父が「俺の思った通りやった」と言う。連休明けまで待ったら死んでたかもしれんぞ、と怒鳴ってやろうかと思ったが、反省している感じなので黙っていた。
 夕食後、また市民病院へ行く。母はちょうど夕食中だったが、ほとんど食べなかった。「母ちゃん、点滴の針抜いたらあかんよ」「ここはどこや、学校かね」「病院」「なんかもう死んだほうがええなあ」食膳を下げてもらい、ベッドを水平にして、両手を拘束した。トイレに行って戻るともう眠っていた。母はオムツを当てられている。歩けないのだから仕方がない。入院は2〜3週間の予定。
 夜、弟・史洋に状況を報告。8日に帰省するという。

 

 
5月6日(日)雨
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脳梗塞で入院した母

 午前9時27分のバスで市民病院。母は眠っているのか起きているのかわからない。声をかけても返事なし。枕元のボードを見ると朝食は食べていない。看護師さんに聞くと、昨夜かなり暴れたらしい。点滴の袋が二つになっていたから、一つは栄養剤で睡眠薬が入っているのかもしれない。10時55分のバスで帰宅。
 昼食後、父と12時37分のバスに乗る。母は相変わらず半睡状態。苦しそうなので「苦しいか」と聞くと「苦しくはないよ」と答えた。
 自分だけ一本早めのバスに乗り、買い物して帰宅。父は5時に帰ってきた。
 夜、DVD「ALL WAYS 三丁目の夕日」を見る。

 

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