そら飛ぶ庭
   

介護日記
 
2014.1.14 

Diary of Country Life
Nursing of My Parents

日本の行方

北朝鮮問題

ふぐ料理フルコース

大島  一洋 

雪の恵那山
南天

■106歳
 
 弟の同級生で同じ町内に住む、下畑士彦(ことひこ)君の母、下畑ますさんが亡くなった。享年106歳。父もこのひとには勝てないだろう。
 12月6日午後7時通夜。7日午前10時告別式。喪服を着て会葬する

■落葉

 庭のほうばの木の落葉がひどい。大きな枯葉が坂道に散らばっている。毎日坂道を掃除しなければならない。面倒なので、箒ではたき落したが、全部は無理。少しのときは、一枚ずつ拾って歩く。

庭の梅もどき

■日本の行方

 12月7日、特定秘密保護法案が成立。なんだか変な感じだ。アベノミクスで傲慢になった安倍晋三首相が靖国神社に参拝し、故意に中国と韓国を刺激している。石破茂が「デモはテロ」と発言した。60年安保の時、石破は赤ん坊だったろうから、あのデモを知らない。軍事おたくの石破が首相になるようなことになったら、尖閣諸島あたりで、一触即発、戦争が起こりかねない。戦争すれば儲かるやつがいるからね。

これ造花

■強風

 12月10日朝、すざまじい強風の音で目が覚める。明るくなってから、家の周囲を点検する。庭の洗い場のトタン板がひっくり返っていたり、どこから飛んできたのかわからないダンボールや板切れがいっぱい。雨樋、屋根を調べたが異常なし。雨漏りもないので安心する。

■北朝鮮

 12月13日、北朝鮮で、金正恩第一書記の義理の叔父で後見人・張成沢が突然処刑のニュース。映画「エンド・オブ・ホワイトハウス」を思い出した。北朝鮮から韓国に潜入したスパイが、韓国大統領のSPとしてホワイトハウスに入る。いきなり韓国大統領を射殺し、ホワイトハウスを乗っ取る。狙いは南北朝鮮の統一で、東シナ海にいる米軍の撤退をせまる。つまり、北による南の支配である。
 非常によく出来た映画で、実際に起こりうると考えているアメリカ人がいるということだ。

アピタのクリスマスツリー


■『文藝春秋』新年号

 村上春樹の短編連載2回目「イエスタデイ」が載っている。ビートルズの曲名をタイトルにした読み切り連載。彼が雑誌に小説を連載することは珍しいので、知っている編集者に電話して聞くと、理由がわかった。その理由は書かないでおく。

■忘年会

 12月18日夕方から「駒」とう店で、3年3組幹事の忘年会。ふぐ料理のフルコース。刺身から雑炊まで、たらふく食べてお腹いっぱい。久し振りにひれ酒を3杯のんだら酔ってしまった。これで、わずか1万円。

ゆり

■辞任

 12月19日、猪瀬直樹東京都知事が辞任した。傲慢な男もここまで追い詰められたら、辞めざるを得まい。すっきりした。だが、後任が誰になるか心配。東国原や舛添では、あかんぞ。

■冬至

 12月22日。冬至なので柚子風呂に入る。庭の柚子の実を2個、半分に切ってガーゼにくるみ。浴槽へ放りこんだ。廊下にストーブを置いて、恐る恐るの入浴だったが、柚子の香りがいい。肌がすべすべになったかな。

柚子の実

■「あまちゃん」

 DVDで「あまちゃん」を見ている。ちょうどアキが上京するところまで見た。小泉今日子と宮本信子がいい。早く後半がDVDにならないかなあ。

■壇蜜

 『はじしらず』という本を買ってきた。壇蜜は以前『文藝春秋』に月刊日記を書いていて、その文章の素晴らしさに驚いたことがある。
 しかし『はじしらず』を読んで、なんだかめんどくさい女だなあと思った。裸になっても乳首と陰毛は絶対に見せない、というのも彼女の強い検閲欲を感じる。

年末に掃除した墓

■温泉

 自宅で入浴するのが怖いので、「クアリゾート湯船沢」へ出かけた。無料の送迎バスがあり、片道15分。入場料800円。第三セクター経営の温泉。ゆっくり温泉につかり、全身を洗い、頭も洗ったら、のぼせてしまった。
 50分4000円のマッサージ。これも久し振り。生き返ったよう。
 市内に銭湯がないので、湯船沢まで行くしかないのだ。

湯船沢

■「生楽館」

 毎週水曜日、「生楽館」へ行き、父の様子をみている。一度血尿が出た日があったが、その日だけで止まって、異常なし。
 車椅子に載せて1階のリハビリコーナーに連れていく。そこでリハビリを受けている他の人達にまじって、風船遊びなどをする。部屋に戻るときはトレーナーとハイタッチなどしている。

ゴム風船で遊ぶ父

 父に記憶はないが、父の教え子も入居している。
 25日のクリスマスの日には、4階に50人ほど集まってビンゴゲーム大会があった。父も昔はやったことがあるだろうが、今はカードをもらっても、どうしていいかわからない様子。
  
父とクリスマスツリー

 今年は、身辺に特別大きなことは起きなかった。さて来年はどうなるだろう。
「すや」の門松
        



                                                               (次回へつづく)



大島 一洋  (おおしま・いちよう)
1943年岐阜県中津川市生まれ。早稲田大学第一文学部美術専修科卒。
大和書房を経て、平凡出版(現マガジンハウス)に中途入社。「週刊平凡」「平凡パンチ」「ダカーポ」「鳩よ!」などの雑誌および書籍編集にたずさわり、2005年定年退職。現在はフリー編集者&ライター。著書に『芸術とスキャンダルの間』(講談社現代新書)。
 
 
 
 


トップページ会社紹介著作権についてお問い合せ
Copyright (c) Flying Garden Rights Reserved.