そら飛ぶ庭
   

介護日記
 
2013.8.13 

Diary of Country Life
Nursing of My Parents

28人集まった同窓会

盆行事終える

父、ますます元気

大島  一洋 

百日紅

■同窓会
 
 7月6、7日に中学時代の3年3組「発著世(ほっちょせ)クラス会」。今年は古希記念で、立派な案内状を作ったし、返信はがきの通信欄をワープロに打ち込み、「発著世特別号」という冊子まで作った。おかげで28人が集まった。現在のクラス員総数が48人だから、半分以上が参加したことになる。50年振りという人もいた。
 宿泊は「かんぽの宿・恵那」。5時半から宴会。かなり盛り上がった。
 翌日は、朝食後、9時発の恵那峡遊覧船に乗った。領岸にそびえる奇岩で有名な場所。子供のころに乗って以来だ。
 そのあと、車に分乗して大正村へ。大正時代の趣きを残した町並みがある。「ロマン館」という展示場に入る。ここは初代館長が横綱・栃錦で、現在の館長は司葉子。懐かしい写真やポスターが飾ってある。
 昼食は「まるは」という店でハヤシライス。なぜか大正村はハヤシライスが有名。何軒かあるが、それぞれ味が違うらしい。「まるは」のは、けっこううまかった。
 午後2時過ぎ解散。今年の同窓会も無事終わった。

同窓会には28人集まった

■お盆

 この町のお盆は7月である。しばらくお墓に行ってないので、様子を見にいく。崖の上の草は刈ってあったが、その下にある墓は落ち葉だらけだった。ドクダミが繁っていた。30分ほどで汗がだらだら。熱中症になりそうなので中止して帰宅。

 
掃除した墓

 7月11日に仏壇を開け、果物や菓子を供え、提灯を組み立てる。
 夕方、打越(うちこし)の墓へ。数日前に行って、ある程度片付けてあったので楽だった。花を活けると、墓は生き返ったように見える。
 7月13日午前9時半、坊さんが仏壇の前で読経。3分くらいで終わり、3000円のお布施を持って、次の家へ行った。この坊さんの来る日と時間は毎年同じ。
 7月15日、読経してもらった卒塔婆としびき、水、線香をもってお墓へ。枯れかけた花をしびきに換え、線香をあげる。古い卒塔婆を3本ほど新聞紙に包んで、タクシーで東円寺まで運ぶ。帰宅して、提灯をたたみ、仏壇前を整理した。これで今年の盆行事はすべて終了。

お盆の仏壇飾り
読経に来たお坊さん

■選挙

 
 7月21日(日)参議院議員選挙。夜、酒場のテレビで開票速報を見る。自民圧勝。これは、わかっていたことだ。ただし、投票率が52、61%と異常に低い。国民の半分が棄権したということ。維新が伸び悩んだことと、生活のゼロには溜飲が下がった。

おいらん草
ひまわり

■映画

  今月、DVDで見た映画のベストは「ボビー」。2006年の公開。1968年6月15日、「ボビー」の愛称で呼ばれたロバート・ケネディが、大統領選挙中、42歳で暗殺されたアンバサダー・ホテルの一日を描いたもの。ドキュメントではない。ホテルのドアマンから客、選挙協力者など22人の動きを追った群像劇。ロバート・ケネディが出てくる部分だけ実写フィルムを使っている。この暗殺は、ホテルの混みあった厨房で起きたが、何人かが銃撃に巻き込まれて負傷した。ただ、死んだのはボビーだけだった。実写のボビーの演説が素晴らしい。現在でもじゅうぶん通用する。だから暗殺されたのだが。
 日本映画では「東京家族」か。山田洋次らしい作品。

ダリア

モントー・ブレチア


■本
 
  今月読んだ本でベストは、藤田伸仁『騎手の一分』(講談社現代新書)。現役の騎手がこんなこと書いていいのか、と思ってしまったが。ベテラン藤田は腹をくくったようだ。中央競馬会がひどいことになっているとは知らなかった。これは、客減るぜ。東京にいたころ、毎週競馬場へ通っていた身としては残念だ。

ちょっと待て
ハイビスカス

■マレットゴルフ

  7月28日(日)、14区のマレットゴルフ大会。正午にクラブ集合。参加者12人。茄子川にある「二軒家コース」。暑いのですいていた。しかし、暑さのせいで、みんなスコアが悪く、自分も過去最悪のスコアでドベ。相変わらずパットが悪い。


マレットゴルフのスタイル

■「生楽館」


  父の面会には、毎週水曜日に行っているので、今月は5回多治見へ行った。父は変わらない。持っていった饅頭を、うまそうに食べたあとは、じーっと雑誌を読んでいる。特別話すこともないので、自分も雑誌を読む。バスの時間がくると「また、くるで」と声をかける。「おお、帰るか、またこいや」と父が言う。この繰り返し。

くるみ餅を食べる父

 介護師に聞くと、食欲はあるし、腰の痛みも最近はない様子。これでは100歳どころか101歳まで生きてしまうのではないか、と思う。それはそれでいいけれど、父は生きていることが楽しいのだろうか。

お茶を飲む父
 今月は、同窓会と盆行事以外は、庭と畑の草刈りに追われた。夕方涼しくなってから始めるのだが、それでも熱中症になりそうで、長くは持たない。倒れたら困るので、無理しないで少しずつこなしている。              


                                                                 (次回へつづく)


大島 一洋  (おおしま・いちよう)
1943年岐阜県中津川市生まれ。早稲田大学第一文学部美術専修科卒。
大和書房を経て、平凡出版(現マガジンハウス)に中途入社。「週刊平凡」「平凡パンチ」「ダカーポ」「鳩よ!」などの雑誌および書籍編集にたずさわり、2005年定年退職。現在はフリー編集者&ライター。著書に『芸術とスキャンダルの間』(講談社現代新書)。
 
 
 
 


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