そら飛ぶ庭
   

介護日記
 
2012.8.14 

Diary of Country Life
Nursing of My Parents

お盆行事

ブービー賞

猛暑続く

大島  一洋 

紫陽花
ノウゼンカツラ

■血液検査

 一か月の禁酒というか減酒生活をしたので、可知医院で血液検査をした。結果は素晴らしいものだった。GOT,GTPは基準値内に下がり、ガンマGTPは半分の228に、中性脂肪は310と大幅減。アルコール性肝炎だから、酒さえ飲まなければ下がるのだ。それでも普通の人から見ればまだ高い。今後の飲み方が大事、いい気になって飲み過ぎると、すぐ戻ってしまう。

俺の朝食

■古今亭志ん朝

 中野翠さんのエッセイに刺激されて、古今亭志ん朝のCD12枚組「志ん朝初出し」を買う。2万5200円。CDは寝るときにかけっぱなしにしておいても自然に止まるから、聞きながら眠れる。
 自分は彼の親父の志ん生から落語を聞き始めたが、全部カセットテープである。テープは途中で止まらず、ずっと鳴りっぱなしだから、寝るときには聞けない。
 問題は志ん生を聞きすぎたせいか、志ん朝の噺ぶりが軽いようで物足りないのである。親父にはかなわないし、親父を超える前に死んでしまった。残念でならない。ちなみに自分は桂文楽がだめである。あのキンキン声がうるさい。
 物足りないと思いつつも、毎晩聞いているうちに、志ん朝の歯切れの良さがわかってきた。これはこれでいいのだと思いはじめた。

古今亭志ん朝のCDボックス

■お盆

 この町のお盆は7月13,14,15日である。12日に墓掃除に行ったが、どしゃぶりの雨で、雨合羽を着て行った。新しい卒塔婆を立て、古いのを新聞紙に包んで東円寺に届けた。焼いてもらうためで、置き場所がちゃんとある。
 仏壇には花、果物(メロンとバナナ)、そうめん、饅頭、お茶を供えた。提灯を組み立て、両脇に並べる。昨年までは父と二人でやったことを、今年からは自分だけでしなければならない。

饅頭こぼさないように父
あおい

 13日の午前9時半には坊さんが来て、5分ほど読経してくれた。お布施3000円。
 15日の夜、仏壇の飾りものをすべて片付けた。グラジオラスの花は萎れかけていたし、饅頭はカビがはえていた

坊さんが読経に来た
掃除した墓

■マレットゴルフ大会

 マレットゴルフに夢中になっていることは先月書いたが、22日(日)に町内の大会があって参加した。まだ始めたばかりだから成績は悪く20人中19位のブービー。町内の人たちとは掃除の日に顔を合せることはあっても、親しく語りあう機会はなかった。
 終わって「まき」という店での懇親会に出席。これからは、父の代わりに町内のイベントには参加するむね挨拶する。ブービー賞はカップラーメンだった。
 マレットゴルフの練習は、玉を打つだけなら隣の空き地でできる。スティックを玉の芯にきっちり当て、真っ直ぐ飛ぶようにする。これが基本だ。
 だが、やはりコースに出なければ本格的な練習にはならない。そこで同級生の牛丸朝子にクルマの運転を頼み、福岡邦子をさそって三人で出かけた。坂本にある「二軒屋」というコース。当日は猛暑日で熱中症が怖かったが、コースは杉林の中にあり、木陰が多く、風通しもよく、心配したほどではなかった。人も少なく36ホール全部回った。自分は140で上がり、初めて144のパーを切った。あと3〜4回練習すれば120台で上がれるようになるだろう。

マレットゴルフ大会後の懇親会
 

■植木屋さん

 植木屋の馬島さんが庭の植木の剪定に入ってくれた。草取りも含めて、年に3回は庭木の手入れが必要だ。畑の草は自分でも刈れるが、庭木の下、しかも斜面の草は自分では刈れない。
 自分がマレットゴルフに行っているうちに、馬島さんの仕事は終わっていた。これですっきり。

ユリ
なす

■猛暑

 お盆が終わったころから、猛暑が始まった。とにかく暑い。じっとしていても汗が流れる。我が家にエアコンはなく、扇風機だけである。それもぬるい風しか送ってこない。
 ただ、朝は温度が下がるので、窓を開けて寝ると風邪をひきそうになる。くしゃみで目が覚めることもあるのだ。

さぼてんの花
りんどう

■「生楽館」

  多治見の「生楽館」へは、毎週水曜日に行っている。父に変化はない。外に散歩に出ても、暑くてすぐ館内へ戻る。館内は空調が保たれていて過ごしやすい。父をここに入居させておいて本当によかったと思う。     

外を散歩する父
ベチュニア

  今月はあまり書くことがなかった。ただただ暑いだけ。この町は盆地だから、冬は寒いし、夏は暑い。極端だ。                
                                  (次回へつづく)


大島 一洋  (おおしま・いちよう)
1943年岐阜県中津川市生まれ。早稲田大学第一文学部美術専修科卒。
大和書房を経て、平凡出版(現マガジンハウス)に中途入社。「週刊平凡」「平凡パンチ」「ダカーポ」「鳩よ!」などの雑誌および書籍編集にたずさわり、2005年定年退職。現在はフリー編集者&ライター。著書に『芸術とスキャンダルの間』(講談社現代新書)。
 
 
 
 


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