2008.03.17
 
 
大島 一洋
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2月1日(金)晴
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自宅に設置した母の祭壇

 朝食後、母の祭壇にお茶を供え、ロウソクを灯し、線香をあげる。父は母の遺影に向かって話かける。「かあちゃん、きょうも一日が始まります。いい天気ですよ」
 午後、三洋堂へ行き、DVDを返却して新たに5本借りる。
 夜、DVD「ゲロッパ」を見たあと「にしの」へ。無尽帰りの熊崎、高木、丸山、牛丸、守屋が来る。やがて松原も来て店は満員。11時半帰宅。

2月2日(土)曇
 午後、引き出物屋「ヤマモト」来。四十九日の引き出物をタオルセットに決める。
 夜、DVD「カポーティ」を見る。

2月3日(日)雪

 朝、玄関を開けると一面の雪。今年、二度目。
 父が母の遺影に「きょうは雪が降っています」と報告。
 夜、DVD[チャーリーとチョコレート工場]を見る。

 
2月7日(木)晴

 午前中、洗濯。
 午後、父の寝室、茶の間に掃除機をかける。
 夜、DVD「マイ・ボディガード」を見る。

 
 
2月8日(金)晴
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菩提寺・東円寺
 

 午後、四十九日法要を行なう菩提寺の東円寺へ行き、駐車場の状態を調べる。急な坂道の途中にあるので、車の入り方がわからない。昔はこのあたりは鬱蒼とした森だったが、今はかなり開けて、住宅が数軒建っている。
 駐車場は二か所あった。上金のほうから下りて来る道はお寺と同じ地続きの駐車場に着ける。下からは急な坂を上ると、お寺への階段下の駐車場になる。
 本家から来る親戚は老人が多いので階段を避けたいが、上金からの道は土地勘のない人にはわかりにくい。
 帰って父に相談すると、下からのほうにしろと言う。
 夜、DVD「ロッキー・ザ・ファイナル」を見たあと「にしの」「いちりき」とはしご。
久し振りに外で飲んだせいか、かなり酔った。

 
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2月9日(土)大雪
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大雪。22センチも積もった
 

 午前11時頃から雪が降り始め、深夜までに20センチくらい積もった。坂道の雪かきを三回。腰に来た。
 夜、読書。

2月13日(水)晴
 午前9時半、わが家の墓を建てた服部さんという石屋の車で、父と打越(うちこし)の墓へ行く。雪が積もっている上、氷っているので、服部さんが魔法瓶で持って来たお湯をかける。納骨の入口を開いてみたが、穴の広さは大丈夫そうだ。ステンレスの卒塔婆立ても出来ていた。墓誌を刻むため「虎室道栄大姉 平成二十年一月十八日 道栄 九十歳」と書いた紙片を渡す。墓誌は石の台から引き抜いて運んで彫るそうだ。これで四十九日までに間に合う。
 午後、三洋堂へDVDの返却と借り出し。
 夜、DVD[ワールド・トレード・センター]を見たあと読書。

2月14日(木)晴

 

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同級生と飲み会
 

 「ハイリタイヤー多治見」から母の健康保険証と清算書が届いた。入居金60万円から1月分の経費を引くと、57万4678円戻ってくることがわかった。振り込みはいつになるかわからない。 
 午後、タクシーで市役所へ。母の健康保険証を返却し、いろいろな書類に署名・捺印。
 父に頼まれた戸籍謄本を2通取る。歩いて帰宅。
 母の預貯金を引き出す手続きが大変なようなので、父と相談して自分がやることにする。
 夜、還暦合唱団。終わって「案山子」で飲む。牧野、松原、熊崎、高木、牛丸、丸山、水上。12時半帰宅。

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2月15日(金)曇

 午前7時45分、父の可知医院順番取り。5番だった。
 午後、十六銀行へ行き、母の預金を父の口座に移すにはどうすればいいかを聞く。以下の書類を揃えなければならない。
  @母の出生・婚姻から死亡までの連続した戸籍謄本。
  A相続人である父と自分と弟・史洋の戸籍謄本と印鑑証明書
  B十六銀行が出した書類に、父、自分、弟の自筆で住所・氏名を記入の上、実印の押捺。
 かなり面倒である。母の出生及び父との婚姻戸籍は岐阜市にあることがわかったので、
駅前の市役所出張所へ行き、交付申請書をもらう。帰途、郵便局で3000円の小為替を購入する。
 夕食後、父が母の祭壇に向かって話しかけていた。「母ちゃん、今日も無事終わりました。生きている頃、俺はいつもむずかしい顔をしていて申し訳ありませんでした。もっと優しくしてやればよかったと反省しています」
 夜、読書。

 

2月16日(土)

 一日かけて書類の申請書を書く。まず岐阜市役所宛には、父の健康保険証と市民病院の診察券のコピー。母の出生時の戸籍謄本申請書。3000円の小為替。返信用の封筒を入れる。次に、東京の妻・秀子宛に自分の印鑑証明書交付カードと暗証番号。戸籍謄本4通取って送ってくれるよう手紙を書く。最後に弟宛に十六銀行の書類に自筆住所・署名、実印の押捺と、印鑑証明書4通を送るよう頼んで、返信用封筒を入れる。弟の戸籍は中津川に置いたままだったので、これは簡単に取れる。夕方三通を投函。
 夜、DVD「恋におちたシェイクスピア」を見たあと、「にしの」「いちりき」とはしご。12時帰宅。

 
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2月18日(月)晴
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母の2・21忌での読経
 

 午前中、洗濯と掃除。
 午後、駅前の市役所出張所へ行き、父の戸籍謄本2通、弟の戸籍謄本4通、父の印鑑証明書4通を取る。5400円。
 夕方、岐阜市役所から電話。母の父・藤田吉右衛門は三つ戸籍があるが、どれが必要かとの問い合わせ。どうやら三回結婚したらしい。100年近く前は結婚の度に戸籍を作ったようだ。「道栄」が載っている戸籍を依頼。
 夜、雑誌読み。

2月21日(木)晴
 午前9時20分、東円寺のお坊さん来る。母の祭壇の前で五・七日(小練忌)の読経。 そのあと四十九日の打ち合わせ。
 岐阜市役所から母の戸籍謄本、弟から必要書類が届いたので、午後、十六銀行へ行き、母の定期預金を父の口座に移した。
 夜、読書。

2月23日(土)晴
 父の税金申告書をパソコンで作る。医療費が50万を超えたので、還付金は2万9000円。

 
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救急車に乗る父
 

2月24日(日)晴
 父が朝起きて来ない。声をかけると、頭がふらふらするから朝飯抜きにすると言う。
 自分一人で朝食を終えたが、父の様子が心配になる。日曜日だから可知医院の往診も頼めない。ケアマネの垣内さんの携帯へ電話。幸いつながって、すぐ来てくれるとのこと。
 午前10時に垣内さん来て、父の血圧を測る。なんと上が220、下が120。すぐ救急車を呼ぶことにする。健康保険証や診察券を準備。5分で坂道の上の旧国道へ来た。救急隊員が血圧を測るとやはり高い。寝室の出口が狭いので、父を運び出すのに苦労した。救急車には自分が同乗して市民病院へ。父は救急車内で点滴を受ける。10分で市民病院に着いた。垣内さんは彼女の車で病院まで来てくれた。
 これはまた入院かと思ったら、1時間ほどの検査の結果、血圧は170に下がったし、他に悪いところはないので、介護タクシーを呼んで帰ってくれ、と若い医師に言われた。
 父に伝えると「こんなに頭が重いのに、なんで入院させてくれんのや」と不機嫌だった。車椅子の介護タクシーに乗せ自宅へ戻る。坂道の上に垣内さんが手配してくれたヘ ルパーの佐伯さんと竹口さんが待っていた。三人で坂道を車椅子で下り、玄関から寝室ま で父を支えて連れていき、ふとんに寝かせた。竹口さんが血圧を測ると170だった。
 「今度こそあかんと思ったが、また生きのびよったか」と父が呟く。
 なんだか無駄な騒動だったような気がしないでもないが、明日まで放っておいたら脳溢血を起こしたかもしれない。
 父は夕食には台所へ来て、ごはん少しとみそ汁、かぼちゃ煮を食べた。
 夜、自分の税金申告書をパソコンで作る。 。

 

 

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