2007.09.25
 
人間一代なんて、あっというまや介護保険の更新手続き半年ごとに能登半島で地震、中津川も揺れる
 
大島 一洋

 

6月16日(土)晴 暑い
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 ポータブルトイレ

 午後1時半、ケアマネ垣内さん来。母の今後の介護について説明を受け、承諾書に署名・捺印。
 珍しく母がトイレに行きたがらない。暑いのに水も飲まない。「いらん」と言う。
 夕食前にオムツを調べると濡れていた。ついでにP・Tに座らせると排尿だけした。
 夕食中、父が母に「これは誰や」と自分を指差すと「おおしまとらおのむすこや」と答えた。からかわれているとしか思えない。
 夜、雑誌読み。

 

6月17日(日)晴
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 オムツを入れる三段籠 

 午前中、いい天気なので、こたつを片付け、テーブルを出す。茶の間と自室の両方を一気にやった。干したこたつ布団は、夕方取り込んだ。
 明日、弟・史洋が来るので、和室に布団を敷く。
 昼食中に、母が「トイレ」と言うのでP・Tに座らせる。父と自分は食事を続ける。母は10分間くらい座っていたが、排尿だけ。ベッドへ移して食事を続けさせる。
 午後3時、熊崎のクルマで郊外にある大きな雑貨店「カーマ」へ連れていってもらう。オムツを入れておく三段籠を購入。
 夕食後、母が「うんこしたい」と言うのでP・Tに座らせると、一握りくらいのをした。
 夜、雑誌読み。

 

6月18日(月)雨のち曇
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  お尻ふき用ペーパー

 午前中、洗濯。天気が悪いので廊下に干す。
 昼食中に、母がまた排便。
 午後2時40分頃、弟到着。
 夕食は、お盆4つを寝室に運び、4人で食べる。食事中に母が「おしっこしたい」と言うのでP・Tに座らせると、弟は見たくないという表情で逃げて行った。
 夜、弟と「にしの」へ。熊崎を呼ぶ。11時帰宅。酔った。

 

6月19日(火)晴のち曇

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ペットボトルて作ったシャワー

 午前10時、坂下老人健康施設の吉村さんと工藤さん来。27日午前10時半に母の入所が決まる。
 昼食後、母が排便したが、肛門に付着している様子なので、ペットボトル・シャワーを使って洗う。弟は書斎へ逃げた。
 夕食後、父が母に薬を服ませようとすると、母が「目がぐるぐるや」と言って目玉をぐるぐるさせた。父と一緒に笑う。母はボケても面白いキャラだ。
 碁を打ちながら、父と弟が話しているのが聞こえる。「母ちゃんが入所したら、俺は一人で生活したいんや」と父が言っている。夜、弟と相談して、来月初めに2〜3日間、父を一人にさせることにする。

 

6月20日(水)晴
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坂下老人保健施設
 

 午前10時、弟が帰京。
 午後2時17分のバスで市民病院へ。母の定期診察予約日だが、本人が行けないので自分が茂木先生に会って状況を説明した。坂下老健に入所するので、3か月分の薬を処方してもらう。
 夕食後、父に7月3日から5日まで一人で生活するよう予定表を渡すと、「俺はもっと長い間一人で生活したいんや」と怒る。自分は、こちらにパソコンがあるから、5日には東京から帰ってくると言うと「パソコンは東京へ運べんのか」と怒鳴る。それは無理だと答える。父は自分の存在がよほど邪魔らしい。
 どうも父との関係がよくないので、手紙を書くことにした。以下のように書いて、深夜、茶の間の机の上に置いた。

父上へ
父上は、以前より耳が遠くなっているので、書くことにします。
今、一番大事なことは、母上のことです。
小生が7月5日に帰ってくるのは、父上のためではありません。
母上を坂下老健に入れておいて、そのままでいいということではありません。小生は週に2回は様子を見にいくつもりです。
父上はもう長くは生きられないでしょうから、好きなことをしていいと思います。
が、小生と史洋の言うことには、耳を傾ける姿勢を持っていただきたい。
「老いては子に従え」なんてことを、僕たちは言うつもりはありません。
好きなようにしてください。
ただ、お互いに、いがみあったり、対抗するのはやめましょう。協力して、母上のために、
おだやかな生活することを心掛けたいのです。
どうぞ、よろしくお願いします。     一洋

 

6月21日(木)曇時々晴
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オムツ替えのとき使うゴム手袋

 午前7時15分起床。台所へ行って、父に「おはよう」と声をかけると「手紙読んだ。わかった」と答えた。
 母のオムツを替えに寝室へ行くと、母がベッドの柵を乗り越えようとしていた。トイレに行きたい動作なのですぐP・Tに座らせたが、すでにオムツはぐしょぐしょに濡れていて、防水シートに洩らしてしまった。防水シートをベッドから剥がして干す。パットとオムツを新しいのに替える。
 父の態度が全然違う。積極的にP・Tの始末をするし、朝食のお盆もせっせと運ぶ。昨夜の手紙が効いたのだ。やはり言いたいことをきちんと書いておいてよかった。
 午後、買い物から帰ると、父が母の下着や衣類に「大島道栄」とマジックで書いていた。坂下老健に入所するための準備だ。
 夕食後、母のオムツを替えていると、母が「あんたの耳は大きいね、ダンボみたいや」と言った。
 夜、坂田明のCDと読書。

 

6月22日(金)雨

 昼食後、母が排便したが、肛門に便がこびり付いているので、ペットボトル・シャワーで洗う。父は歌会へ出かけた。
 午後3時、リハビリヘルパーさん来。約40分治療。かなり長い時間支えなしでベッドに座っていられるようになった。終了後、アミノバイタルを与えると丸ごと一本飲んだ。喉が渇いていたようだ。
 夜、DVD「ファイヤーウォール」を見る。

 

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