【長宗我部の庭】日本の城めぐり
2010.2.8

黒田長政が築いた福岡城
町衆の博多とともに繁栄する

長宗我部友親

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   博多の街を歩くと、時としてスーと風が背中を通り抜けて行くような気がする。それは海からなのか、川からなのか分からないけれど、とにかくすがすがしい。
   身体がぐんと軽くなったような気分にさせられて、「さあ、それではうまい魚に酒といこうか」という気分になる。
   黒田長政は天下分け目の関ヶ原の戦いで、徳川家康が率いた東軍の右翼を引き受けて、石田三成の軍を攻め、その主力の一角である島左近を打ち破っている。
   その戦功で家康から福岡藩52万3千石をもらう。それまでは豊前中津藩18万石なのだから、大幅の加増である。
   長政の居城となった舞鶴城とも呼ばれる福岡城は、福岡の中心地にある平城だ。東側は那珂川で、これは自然の堀の役目をしている。
   西側は干潟を利用しての濠とした。

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イラスト 長宗我部 友親  (ちょうそがべ・ともちか)
親房系長宗我部家の十七代。通信社の記者を経て、現在株式会社企画の庭の代表取締役。著書に『なごやの忘れもん』、『街かど経済入門』などがある。
 

 
 


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