【知の庭】 おらが藩
2008.03.17
 
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桜の中の弘前城
 

 弘前城は津軽為信が着工し、もともと鷹岡城と呼ばれていた。天正年間に津軽平野を平定した津軽為信は、それまでの居城であった大浦城などが手狭になったことから、新しい城が必要になって、関ヶ原の戦の後の慶長2年(1603年)に、徳川家の許しを得て、鷹岡の地に築城を始めた。
 弘前城には三重で小規模ではあるが瀟洒な天主閣が残っている。関東に現存する唯一の天主でもある。このほか五つの城門、堀、土塁もあり、重要文化財に指定されている。
 天守閣は南北にまっすぐ延びている石垣の南端に建ち、春に桜が咲くころには、その美しい姿を見るために観光客が多く訪れる。

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勇壮な青森ねぶた
 

 東北三大祭りの一つで、青森市でで開かれる夏祭りである。「ねぶた」と呼ばれる巨大な武者人形を飾った独特な山車を市中を引き回して、祭りの雰囲気を盛り上げる。また、「ハネト」という変わった衣装をまとった踊り手が「ラッセラー、ラッセラー」との掛け声をかけながら、飛び跳ねる。このように「ハネト」として祭りに参加する人を「ハネル」と土地では呼ぶ。
 この変わった祭りは、坂上田村麻呂が蝦夷征討の戦のときに、敵を油断させるために、笛、太鼓などを使って、はやしたことが起源であるとの説がある。このことからねぶた祭りの際の、優秀団体に与えられる賞に「田村麻呂賞」がある。
 ねぶたは、本格的な大型ねぶたのほかに、子供ねぶた、地域ねぶたがあって、子供ねぶた、地域ねぶたは町内会が主催して行われる、いずれも期間は8月2日から7日までである。

 
 
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三内丸山遺跡は縄文の大集落跡
 

 縄文時代の集落の跡で、青森市大字三内丸山にある。県営の野球場建設をするにあたって事前調査をしたところ、大規模な集落遺跡が存在することがわかり、保存されることになった。遺跡跡には、住居群や倉庫群のほかにも、3層の掘立柱の建物ももあり、これらが現在は再現されている。資料館も建設された。
 調査では、直径約1メートルもある栗の木で作られた柱が6本も発見された。このため青森県はただちに野球場の建設をやめて、発見された柱の現物は別の場所に確保して、レプリカで、観光用に集落などの再現を行った。遺跡は国の特別史跡に指定されている。

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斜陽館は作家、太宰治の生家
 

  津軽半島には、竜飛岬をはじめ、切り立った岩礁が続く袰月海岸(ほろつきかいがん)などの自然が多く残っている。

 また、青森出身の作家、太宰を知るための施設もいくつかある。太宰治の父津島原右衛門が建てた入母屋造りの大邸宅が太宰治記念館「斜陽館」として保存されていている。太宰の作品「津軽」の記念館がもある。さらに、激しい津軽三味線の演奏を聴きながら、新鮮な魚料理を味わえる料理屋もいくつかある。
 
 
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