【趣の庭】軽井沢便り
2009.10.19     
軽井沢便り Vol.16
Karuizawa Journal


「蕎麦打ち」に挑戦するも
「蕎麦」は風邪を引いた。


荒井 久

ご覧の通り。
蕎麦は長さ5センチほどに短くちぎれてしまった。

でもどうやら僕だけではない。
参加した皆さんがそうだった。

どうやら、このことを「蕎麦が風邪を引いた」というらしい。
久ぶりに会った兄貴が教えてくれた。

蕎麦打ちの時。
蕎麦の表面に風が通るとわずかに乾燥するのだろうか。
そんな微妙なことで、蕎麦は風邪を引く。

その結果。
茹でたあとの蕎麦は短く切れてしまう。
それほどまでに蕎麦はセンシティブなのだ。

そういえば。
手打ち蕎麦の店はどこも、蕎麦打ち場が狭く囲われている。
そうか。
あれは外気をシャットアウトすることだったのだ。
風邪を引かないために。

10月4日、日曜日。
この日は軽井沢町、町内の民宿「湯川原荘」で蕎麦打ち体験したのだった。

蕎麦粉400gに小麦粉100g。
いわゆる二八蕎麦だ。
適度な水を加えながらこねたのが、これ。
ちょうど両手で抱えるほどの大きさだ。

何度も何度もこね回した後に。
いよいよ、延べ棒で延ばしていく。
右は地元の主婦、蕎麦打ち先生だ。
ご自宅でも時々、蕎麦打ちをするという。

直径1mほどの円形に延ばしたところで、適度に折りたたむ。
先生がしてくださった。

そしていよいよ切り込む。
ちょっと粘つくと包丁の切れが悪くなり、切り込みが難しい。
どうしても切り幅が大きくなってしまう。

まあしかし、首尾良く切り進み。
こんなにもたくさんの量に。

お持ち帰りできなかったのが少々残念。
そして待つこと10分ほど。
試食タイム。

うーーむ。
我ながら、旨い。
蕎麦の甘みが漂う。
ただ残念なことに、蕎麦は少々短く切れていた。
時間は午後1時半を過ぎていた。

この日は、午前9時に蕎麦畑に集合。
なぜか、種蒔きの時より参加者は多い感じ。
他県ナンバーの高級車が目立つ。
どうやら、別荘族が多いようだ。

解説、指導員の花岡和徳さんの話も熱がこもる。
軽井沢の秋晴れの下、至福の時だ。

さてさて。
僕も自分が蒔いた蕎麦の育ち具合に満足。
ご覧の通りだ。
さくさくと刈り取った。

ただしかし。
全部は刈り取らなかった。

あと1週間ほど後の方が収穫が多くなるとのことで。
全部の刈り取りは専門家にお任せすることに。
機械で刈り取るのだそうだ。
収穫した蕎麦は、後ほど送られてくることになっている。

近くでは山栗やどんぐりがいっぱい落ちていた。

軽井沢の秋は真っ只中。
そして、もうすぐ冬の気配が。

軽井沢ヴィラAraiでは。
http://www.karuizawa-villa.com/
目下、囲炉裏で秋の夜長を楽しんでいただいているが。
スキーやスノボーを楽しむお客の予約も始まった。


荒井 久
1945年、長野県生まれ。1968年、東京電機大学電子工学科を卒業して日本経済新聞社に入社。日経BP社で日経ニューメディア編集長、日経コミュニケーション編集長などを歴任。「コンピュータ・テレフォニー」「ビットバレーの鼓動」「モバイル・インターネットの鼓動」「Web2.0の鼓動」など著書多数。02年、株式会社ソリック(www.soriq.jp)を設立、代表取締役として現在に至る。09年1月、ソリックブックスとして藤原忠彦著「平均年収2500万円の農村」を刊行。08年06月から軽井沢の貸し別荘「軽井沢ヴィラArai」( http://www.karuizawa-villa.com )を、さらに09年6月からは、長野県下の名産物をネットで販売する「採れたて長野」( http://www.toretatenagano.com )を経営している。

 
 
 


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