【趣の庭】軽井沢便り
2008.1125     
紅葉真っ盛り

雲場池の神秘

キジも出るけど熊も出る

荒井 久
まさに息を飲むような美しい軽井沢・雲場池。 なにやら神秘的な感じさえする。
やや寒くなった軽井沢だが、まだまだ多くの観光客が訪れる。
町も「紅葉まつり」とかのイベントを開催。
「秋の軽井沢」の売り込みに必死だ。

そのためか、団体客の多さが目立つ。
それに、このとこころウオーキンググループが増えてきた。

写真
別荘を貸してくれている井出幸司さん夫妻。
寄り添う姿が微笑ましい。

お陰さまで貸し別荘「軽井沢ヴィラArai」も思いのほか好調だ。
10月、11月の週末はほぼ埋まった。
冬は休業しようかと思っていたが、スキー客とかスノボー客とか。
いくつかお問い合わせが入ったので営業することにした。

写真
息を飲む美しさ。
雲場池の紅葉。


さて。
上の写真のように、軽井沢の紅葉といえば「雲場池」
まずは、その美しさを得とご覧あれ。
紅葉に囲まれて、カルガモやマガモたちが遊ぶ。


写真
この枝振りがたまらない。


写真
池にはカモ達が遊ぶ。


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隣につながる小さな池も。

この雲場池。
ホテル鹿島ノ森の敷地内に湧く水をせき止めて誕生した池だそうだ。
この辺に限らず、軽井沢ではあちこちで水が湧く。
いわば、湿地帯なのだ。

雲場池の池畔には遊歩道が廻らされており、散歩には最適。
1周にかかる時間は10分か15分程度だ。
このシーズン、紅葉を味わいながらゆっくりと歩きたい。

ところが、とんでもないニュースが日本中を駆け巡った。
雲場池畔に熊が現れて、女性の背中を引っ掻いたというのだ。
11月6日、新聞やテレビでも報道された。

写真
この写真中央奥に熊が出た。


写真
雲場池入り口の雲場亭。

そこで、11月8日、雲場池を訪ねてみた。
入り口からみると、正面一番奥の付近に現れたのだそうだ。
解説してくれたのは雲場池入り口のレストラン「雲場亭」のウエイトレスさん。
「子熊だったので、引っ掻かれた方も熊と気がつかなかったみたい」
「警察の人に聞いたけど、怪我もほんのかすり傷だそうですよ」
それにしては、オーバーにニュースが流れたものだ。

熊と言えば昔、「軽井沢ヴィラArai」の近くにも出たことがあるそうだ。
近くのお墓に毎日お供え物をしたために、それが餌付けになってしまったとか。
だから町は、ゴミの収集にはうるさい。

こんな話も聞いたことがある。
ある別荘に、大きなミツバチの巣を作られてしまい。
そのミツバチの蜜を狙って熊が襲ったとか。
熊はとりわけ蜂蜜が好きなことで知られている。

雲場池からの帰りに、美しい大きな鳥をみた。
奇麗なキジのオスだった。
近くにメスもいるに違いない。

そうか。
キジも出れば熊も出る。
それが軽井沢だ。

雲場池の紅葉も素晴らしいが、僕は渋い紅葉も好きだ。
ナラとかカラマツとか桜とかの紅葉。
それほど華やかさはないが、自然な良さがある。

写真
佐久穂町のカラマツ林。
この渋い紅葉もいい。



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佐久穂町の井出幸司さんから借りた別荘。
この左右にも庭木が広がる。


「軽井沢ヴィラArai」を貸し別荘にしてしまってから僕は。
軽井沢から約30キロほどの佐久穂町に、自分用の別荘を借りた。
従姉の井出幸司さん(正式には幸司さんの娘さん)所有の別荘だ。
庭にはいくつか「もみじ」もあるが。
自然の秋が楽しめる。
カラマツ林も大好きだ。
先日、たくさんの山椒を収穫したが。
まだまだ大量の山椒の実を木に残したままだ。

写真
大根やホウズキをいただいて喜ぶ筆者。
葡萄、トマト、ナス、カボチャ、人参、唐辛子もいただいた。


この日もまた、幸司さんにはたくさんの秋の収穫物をいただいた。
甘い葡萄「ナイヤガラ」は食べきれずに木に残り。
蜂の格好の餌になってしまった。
その食べ残しはことのほか美味しかった。

そのナイヤガラはもちろん。
大きな大根を掘り、大きな長芋を掘っていただいた。
それにカボチャ、人参、トマト、ナス、ピーマン、赤唐辛子。
幸司さんが丹精込めて作ったヒラタケ。それにリンゴも。
車だからと大量にいただいた。
庭の小川で育てたクレソンも収穫した。

もうすぐ、凄い寒さがやってくるけど。
こんな田舎暮らし。
続けてみたい。
少なくとも1週間単位で過ごせたら最高なのだが。

読者の方で、ご興味がありましたら、ご一報を。


荒井 久
1945年、長野県生まれ。1968年、東京電機大学電子工学科を卒業して日本経済新聞社に入社。日経BP社で日経ニューメディア編集長、日経コミュニケーション編集長などを歴任。「コンピュータ・テレフォニー」「ビットバレーの鼓動」「モバイル・インターネットの鼓動」「Web2.0の鼓動」など著書多数。02年、株式会社ソリック(www.soriq.jp)を設立、代表取締役として現在に至る。09年1月、ソリックブックスとして藤原忠彦著「平均年収2500万円の農村」を刊行。08年06月から軽井沢の貸し別荘「軽井沢ヴィラArai」( http://www.karuizawa-villa.com )を、さらに09年6月からは、長野県下の名産物をネットで販売する「採れたて長野」( http://www.toretatenagano.com )を経営している。

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