【趣の庭】釣り三昧
2010.2.22

釣り三昧 Vol.51
Joy of Fishing



嵐山光三郎と椎名誠が
出会ったら…


樋口 正博

写真
写真展で挨拶をする椎名誠さん

■椎名さんの写真展の
オープニングパーティに出席

 「つり丸」は月2回の発行である。1日と15日に発売されている。1日発売の号には嵐山光三郎、15日発売の号には椎名誠が連載を続けている。
 人気作家2人が釣り雑誌に登場していることは、かなり珍しい現象だ。嵐山は「つり道楽」、椎名は「わしらは怪しい雑魚釣り隊」を連載。
 「つり丸」ではおふたりはめったに合流はしないが、先日、タコの介はおふたりに会う機会があった。椎名さんが写真展「五つの旅の物語--プラス1」を開催し、そのオープニングパーティに出席したのだ。
 会場には雑魚釣り隊の面々が場に合わないラフな服装で集結していた。ビールグラス片手の立食パーティである。
 写真家中村征夫さんや、柔道家でソウル五輪銅、世界選手権金の山口香さんなどの挨拶が続く。

■嵐山さん挨拶で釣り自慢

 そこに嵐山さん登場。会場は品川駅南の「キヤノンギャラリーS」。再開発されたこのエリアはまるで未来都市のようだ。駅からかなり歩いて到着した。
 嵐山さんはこの道を迷ったようで、開始から30分ほど遅れて到着。さっそくマイクをにぎってご挨拶だ。
 「ぼくは椎名さんと『つり丸』という釣り雑誌で連載をしています。いわば釣り対決を毎回行っているようなものです。
 めったに同じ船に乗ることはありませんが、以前、茨城県の波崎というところでヒラメ対決をしました。ぼくはこーんな大きなヒラメ(と大きく手を広げる)を釣りました。そのときの椎名さんはボウズ。エサのイワシをぶら下げて2人で写真に収まりました」
 といきなり、釣り自慢が始まった。ライバル心もりもりである。
 出席したひとたちは椎名さんの知り合い。そこに嵐山さんが登場して、釣りの話を始めたので「……?」な顔が並んだ。
 「ともかく、『つり丸』という雑誌のおかげで、こうして楽しい釣りができるようになりました。椎名さんともども感謝してます」
 と嵐山さんが結んだ。

写真
椎名さんの写真展オープンパーティで久しぶりに嵐山さんと会った。
3月には冬眠から復活予定

■スルーされたタコの介

 椎名さんの挨拶のとき、
「おい、雑魚釣り隊、全員整列!」
 と椎名隊長から集合の号令がかかった。
 われわれ雑魚釣り隊は椎名さんの隣りにならんだ。幹事役のワルコン(近藤編集部員・いたずら好きなので椎名さん命名)、ライターでドレイの竹田、ライターの海仁も紹介された。つぎはタコの介かなと思っていたら、
「以上、雑魚釣り隊は撤退!」
 で終わってしまった。あ、そうなの。タコの介はスルーなのね。
 椎名さんは雑魚釣り隊のキャンプをすごく楽しみにしている。冬期はキャンプは休もうかとタコの介が気遣うと、「いや、やろう。もっとやろう」と、やる気満々。
 椎名さんにとって雑魚釣り隊の隊員たちはいま一番気の置けない仲間となっている。タコの介はそのキャンプの料理番である。
 椎名さんの写真展は2月17日から3月29日までのロングラン。ぜひ、出かけてみてください。
【椎名誠 写真展「五つの旅の物語--プラス1」】キヤノンギャラリーS JR品川駅南口より徒歩8分。canon.jp

■フィッシングショーが開催された

 2月12日〜14日にかけて、パシフィコ横浜で「国際フィッシングショー」が開催された。「つり丸」もブースを出展。
 今回の目玉はアングラーズアイドルの選出イベントだった。数百人の応募のなか10名が選考され、会場で優勝者を決める。10人のなかにはタコの介の知り合いの女の子が2人残っていた。勝てよ! とタコの介は願ったのだ。
 結果は外れてしまったが、みんな頑張った。感動した。

写真
惜しくも優勝を逃した椎名ちゃんが「つり丸」ブースにやってきた。
タコの介とツーショット

樋口 正博 (ひぐち・まさひろ)
1952年、長野県生まれ。
沖釣り専門誌「つり丸」編集長。最近は釣りよりも魚料理に興味が傾いてしまった。毎月一回、嵐山光三郎さんと連載「釣って開いて」の取材に出かけるのが、おもな釣り取材となっている。通称「タコの介」(嵐山光三郎命名)。
 
 
 


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