【健の庭】 不老長寿
2007.03.26
Vol.1 アンチエイジング コラーゲンたっぷり料理 管理栄養士の小泉靖子さんに聞きました
 「 ごぼうをたくさん食べたのに・・・ 」 「 ヨーグルトを食べているのに・・・ 」 と便秘対策に有効だといわれている食品を積極的に食べているにもかかわらず、慢性便秘からなかなか開放されない方が多いのではないでしょうか?
 マドンナやトム・クルーズなどハイウッドスターが実践して話題の健康法 「 マクロビオティック 」 の力を借りて、お腹すっきり、腸内美人を目指しましょう!
 
陰性体質と陽性体質
 「 マクロビオティック 」 とはギリシア語で 「 大いなる生命 」 という意味です。陰陽の法則を取り入れた、長く思いっきり生きるための穀物菜食中心の健康法です。元来日本が発祥の地ですが、70年代から欧米での人気が高まり、広く世界各地に伝わりました。
  マクロビオティック的分析によると、人間には陰性 < 緩んでいてより冷たい > 体質と陽性 < 固く締まっていてより熱い > 体質とがあります。それぞれの体質によって、引き起こされがちな便秘の症状が違い、必要とされる食品も違ってきます。陰性体質の方は陽性の食品を、陽性体質の方は陰性の食品を摂取し、体質を中庸化する必要があるのです。ですから、陰性体質の方が陰性の食品であるヨーグルトをいくら摂取しても、また、陽性体質の方が陽性の食品であるごぼうをいくら摂取しても、効果が薄い、ということになります。
 
 
 管理栄養士の小泉靖子さんに陰陽体質によるそれぞれの便秘症状の違いと、その対策法を具体的レシピも含めてアドバイスしてもらいました。
 
陰性体質の方がなりやすい弛緩性便秘
 腸の緊張がゆるみ、便を送り出すぜん動運動が弱くなるために起こる便秘です。このような便秘の人は、胃や腸を支える腹筋が弱く、ダイエットによって腹筋が薄くなっているために、内臓の下垂が見られることがあります。マクロビオティックでは、砂糖や乳製品、生野菜、コーヒーや紅茶などの嗜好飲料や、アルコール、パン、焼き菓子などの陰性食品の取り過ぎが、身体を冷やす、と考えます。それら陰性の食品が臓器や組織の働きを鈍くさせ、弛緩性の便秘を引き起こしがちです。若い現在女性は陰性の食品を好む傾向があり、このタイプの便秘が多いのも頷けます。
 
   
  弛緩性便秘を改善するためには、組織をやさしく引き締めてくれる陽性の食材 < 玄米、根菜類、自然塩、麦や豆の味噌、ひじきやキクラゲなど > を積極的に食事に取り入れ、体質を中庸化する努力が必要です。また、腹筋を鍛える運動をしたり、お腹をマッサージしたりするとよいでしょう。
 
新鮮なコラーゲンを増やすには
 弛緩性の便秘とは逆に、大腸のぜん動運動が強すぎて腸が痙攣を起こすために生じる便秘です。うさぎの糞のようなカチカチの便や細い便しかでず、残便感も残ります ( 腸の動きが異常なため、逆に水分が吸収されず下痢を起こしてしまい、便秘と下痢を交互に繰りかえす人もいます )。
大腸のぜん動運動が強くなりすぎてしまう最大の原因は、ストレスなどによる自律神経のバランスの乱れです。ストレスに加えて、動物性食品や塩気の多い食品 ( 陽性食品 ) の摂取が多く、かつ、水分の摂取が少ないと、体質や体格が固く締まりやすくなってしまいます。そのため、マクロビオティックでは痙攣性便秘を引き起こしやすい、と考えます。
 
   
  痙攣性便秘を改善するためには、十分な休息や気晴らしによってストレスを軽減することが大切です。また同時に、組織をやさしく緩めてくれる陰性の食材 < 発芽玄米や胚芽米、葉もの野菜、ネギ類、海藻など > を積極的に食事とりいれ、バランスを整えていくとよいでしょう。
「たんけん」より
 
小泉 靖子(こいずみ・やすこ)
管理栄養士。米国Ilinois State Uni.家政学部修士課程修了。健康食品会社に勤務後、「心と身体の健康を支える食生活」を直接消費者に提案したいと思い、自宅にて料理教室を主宰。
問合せ先:ykoizumi@netlaputa.ne.jp
 
そら飛ぶ健康料理 Vol.2
マクロビオティック的レシピで便秘を解消!
詳細はこちらから
 
 
【 不老長寿 掲載記事一覧 】
胃にやさしい食事とは
湯豆腐と胃粘膜を保護する モロヘイヤスープ& キャベツサラダ
本文を読む
万病の源・便秘を治そう
穀物菜食中心の健康法 マクロビオティックで、万病の源・便秘を治そう
本文を読む
不老長寿のための料理学
コラーゲンでレッツ・アンチエイジング
本文を読む
 


トップページ会社紹介著作権についてお問い合せ
Copyright (c) Flying Garden Rights Reserved.