【健の庭】 不老長寿
2007.01.29
Vol.1 アンチエイジング コラーゲンたっぷり料理
 女性にとっての永遠のテーマは「みずみずしい肌」。美容によいものといえば、まずコラーゲンが思い出されるのではないでしょうか? コラーゲンは肌だけではなく、髪の張りや丈夫な爪、そして骨や間接にも影響を及ぼします。  では、コラーゲンを効率よく摂取するにはどのようにしたらよいのでしょう。 管理栄養士の小泉靖子さんに、コラーゲンについてアドヴァイスをいただきました。
 
年齢とともに減っていく新鮮なコラーゲン

 コラーゲンは、ヒトの骨や関節、肌などに含まれるたんぱく質の一種です。私たちの身体は、体重の20%がたんぱく質で構成されていますが、なんと、そのうちの約1/3がコラーゲンだというのです。
女性なら、コラーゲンと聞くとまず「肌」をイメージするのではないでしょうか?
  実際、コラーゲンは化粧品や女性向けのサプリメントなどに幅広く配合されています。女性にとって肌は命! にもかかわらず、肌に含まれるコラーゲンは、20〜30歳をピークに減少の一途をたどってしまいます。
  肌では、常にコラーゲンの分解と再生が繰り返されていますが、年齢とともに、肌のコラーゲン繊維は、硬くなって分解されにくくなってしまいます。その結果、代謝が遅くなり、変性した古いコラーゲンが増えて、新しいコラーゲンが少なくなってしまうのです。
  新鮮なコラーゲンは、水分をしっかりと保ってくれますが、古いコラーゲンは保水力に乏しく、その結果肌からは水分が抜け、皮膚の弾力性が失われ、たるみやシワが増えるわけです。

 
骨や関節にも

 コラーゲンは骨や関節においても重要な役割を担っています。例えば、骨においてコラーゲンは、建物の枠組みのような役割を果たしています。そこにリン酸カルシウムが沈着して、骨が出来上がっているわけです。この枠組みがしっかりしていなければ、いくらカルシウムをとっても、丈夫な骨にはなりません。
 また、関節の軟骨部にも存在して、潤滑油のような働きをします。軟骨が磨り減ると、関節炎を引き起こしたりしますが、コラーゲンがそれを予防してくれるわけです。
  他にも血管や角膜、胎盤など、コラーゲンは身体のいろいろな臓器や組織に存在して、細胞をつなぎとめ、その活動を支えています。

 
新鮮なコラーゲンを増やすには

 このように大切な役割をしているコラーゲンが減ると、身体のあちこちで老化が加速することがおわかりいただけるのではないでしょうか。年齢とともに、コラーゲンを摂取するように促されるのはそのためなのです。
  では、新鮮なコラーゲンを増やすにはどうしたらよいでしょうか? 
たんぱく質のアミノ酸を含む食べ物を摂取すれば、コラーゲンが合成されると考えられていますが、コラーゲンそのものを含む食べ物であれば、さらに効率がアップするといわれています。最近では、コラーゲンを食べることで、身体の中のコラーゲンの合成が活発になるということも明らかになってきました。

 
新鮮なコラーゲンを増やすには

 コラーゲンを多く含むものは、動物の骨や皮の部分です。例えば鶏肉の手羽やガラ、豚肉のスペアリブ、牛すじや骨ごとの魚、さらにはカレイやエビ、ふかひれ、なまこなどが挙げられます。動物性の食品には脂肪分も多いため、脂肪を落としながらコラーゲンが摂取できるような工夫も大切です。ゼラチンパウダーなどを利用するのも1つの方法です。
  一方、コラーゲンの合成や働きをサポートする栄養素も忘れてはなりません。ビタミンCや銅(牛や豚のレバー、カシューナッツ、ホタルイカなどに多く含まれる)は、体内におけるコラーゲンの合成を助けます。ケイ素(雑穀やホタテなどに多く含まれる)は、骨や血管、爪などの結合組織において、カルシウムがコラーゲンに沈着するのを助けてくれます。
  コラーゲンを摂っているのに、爪が割れたり、肌がたるんだりする場合は、これらの栄養素が不足している可能性があります。みずみずしい肌やうるおいのある髪、強靭な骨や血管を維持するには、コラーゲンは勿論のこと、それ以外の栄養素の摂取バランスをも心がけるようにしましょう!

 
「たんけん」より
 
小泉 靖子(こいずみ・やすこ)
管理栄養士。米国Ilinois State Uni.家政学部修士課程修了。健康食品会社に勤務後、「心と身体の健康を支える食生活」を直接消費者に提案したいと思い、自宅にて料理教室を主宰。
問合せ先:ykoizumi@netlaputa.ne.jp
 
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