【起業の庭】ベンチャー創業考
2007.02.13
あなたもベンチャーの社長になれる?! 「創業10カ月で上場」の成功者登場 一転して倒産の敗軍の将も
古舘 栄達
 団塊世代 (1947-49年生まれ) がいよいよ定年を迎える2007年がスタートした。企業の中には定年を延長したり新たな再雇用制度を設けるところもある。だが半面で定年を機に第二の人生をベンチャービシネスに賭けるという人も少なくない。
  現に野村総研が一昨年夏、当時55歳から59歳の会社員と公務員500人を対象に調査したデータによると、「60歳以降に企業を希望する」 と回答した人は12%という高い数字が出ている。
 
 また大学教授時代からベンチャー育成に熱心だった清原慶子さんが市長をされている東京 ・ 三鷹市は、第3セクターの 「まちづくり三鷹」 が中心になって団塊世代を対象とするコミュニティー・ビジネスサロンを開設、机やパソコン、スペースなど創業に必要な機材を格安で貸し出すなど全面的なバックアップを行なっている。

 こうした状況を踏まえて、国や地方自治体も積極的にベンチャー企業の創出と育成に力を入れている。金融機関でも優遇措置を講じて支援するところが増えた。
 
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 例えば、国民生活金融公庫は、55歳以上が対象の 「シニア起業家資金融資制度」 を設けている。これは同公庫の基準金利である年2.5%より最大で1.05%低い金利の適用を受けられる制度だ。

 ベンチャー創業に向けての支援体制は確かに様変わりに好転してきた。中には創業10ヶ月で上場を果たした勝ち組もある。だが、率直に言って創業にはリスクも伴う。特にシニアの場合は、七転び八起き≠ニいった悠長な時間的ゆとりは無い。

 そこで次回から、ベンチャービジネスを 「見た、聞いた、関わった」 立場から実践的な “ ベンチャー創業考 ” を紐解いていきたい。
 
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古舘 栄達 (ふるだて・ひでたつ)
東京都出身。
新聞社経済担当記者を経て、現在、日本記者クラブ・日本広報学会会員。
 


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