鈴木千惠子の「収納の知恵袋」


 収納の知恵袋VOL4


  机の整理(2)
   ものの定位置を決める

 VOL3で紹介した2ステップ整理法は、整理整頓が苦手な人や片づける時間がない人におすすめの方法だが、今回は机まわりがいつもスッキリ片づいている達人の机の整理方法に学ぶ。
 取材にご協力いただいたのはグラフィック&エディトリアルデザイナーの浅石久美子さん。


■机の上を「毎日片づけて帰る」を習慣にする

 浅石久美子さんの机の上はPC2台、キーボード、マウス、マウスパッドのみと極めてシンプル。この状態をキープする秘訣が、「片づけて帰る」という毎日の習慣だ。
 これならいつでもすぐに仕事が始められるので作業効率もスムーズ。
 机の上は最小限のものだけ置くようにすると毎日の片づけもラクになる。まずは机の上に何が必要か自分ルールを決める。次に決めたもの以外は「引き出しにしまって帰る」を習慣化しよう。

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デザイナー浅石久美子さんの机の上

■進行中のものをしまう場所を確保する

 机の上に溜まって作業スペースを圧迫するのが現在進行中の仕事の資料。この資料をまとめて収納できる場所を確保すれば、毎日の片づけも短時間でできるはず。
 浅石さんは、進行中の書類は机中央にある引き出しと決めているとか。この位置の引き出しなら、@引き出しを開けるA書類を取り出す、の2アクションで机の上に書類を出し入れできる。横幅や奥行もあるので、進行中の書類をまとめにしてしまえる。
 進行中の書類はここと定位置を決めてあれば、不在時に問い合わせがあっても、そこだけを探せばいいので他の人でも対応がスムーズ。あちこち探し回ったり、あわてたりしなくて済む。

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■頻繁に出し入れする文房具類は
一番上の引き出しが定位置


 使用頻度の高い文房具類は机の上のペン立てなどに入れ出したままにする人も多いが、引き出し内に定位置を決めたほうが、出しっ放しより机の上がすっきりする。

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■2番目の引き出しはCDやMDなどメディアの定位置

 2番目の引き出しはCDをケースごと立てて収納するのにちょうどいい高さ。横幅も並べて寝かして2列に収納できるちょうどいいサイズ。
※保存期間については次号で紹介。

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■下段は完了した書類をホルダー&ケースで収納


 仕事が完了したら、取引先別にインデックスを付けた書類ホルダーに入れる。
 書類ホルダーは、書類ケースに立てて入れてあるので、探しやすく出し入れしやすい。
※保存期間については次号で紹介。

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机まわりをスッキリ片づける秘訣は、
「使用頻度に応じたものの定位置を決め、使ったら元に戻す」

  定位置が決まっていれば、そこに戻すだけで机まわりは片づくもの。自分の引き出しの中に入っているものを一度全部取りだし、必要なものか不用なものかを見極めて、必要なものだけ定位置を決める。
 全部の引き出しを一度に見直すのがたいへんな人は、まず文房具が入っている1段目から始めてみて。

 2010年10月18日(月)

鈴木 千惠子(すずき・ちえこ)
西武百貨店池袋店勤務を経て、フリーのライターに。主婦と生活社発行の「収納カタログ」「おしゃれな部屋は収納でつくる」など収納ムックを中心にライターとして参加。収納の他で得意分野は社員教育のマニアル作成。そら飛ぶ庭では『大人の収納』について提案できたらいいなと考えている。
 
 


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